特に30歳以上の女性の方に多く見られる足の静脈瘤。症状のある方、症状はないが美容的に気になる方と悩まれている方がとても多いようです。
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| 【病因】 |
立ったり、座ったりした状態で心臓と下肢には、約1mの高さの差があります。心臓から足の先まで送り出された血液が心臓まで戻るためにはこの1mの高さを地球の重力に逆らって上がっていかなければなりません。
そのためには静脈内には弁がいくつもあって血液ははしごを上るように心臓へ戻っていきます。この弁が機能しなくなり血液が風船のように膨らんでしまった状態が静脈瘤なのです。
横になって足を少し上げると膨らんだ静脈瘤が消えてしまうのは、重力の影響がなくなるからです。
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| 【病状】 |
静脈瘤の自覚症状にはどんなものがあるでしょうか。
足に水のはいった風船をぶら下げているのと同じですから、立位を続けていると足が重くなったり、張る感じがしたりします。
また足がつりやすくなったり、むくんできたりします。さらに重症になると皮膚が黒ずんできたり、潰瘍や血栓性静脈炎をおこしたりします。
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【治療】 |
静脈瘤があるからといって必ずしも治療しなければならないということはありません。自覚症状がなくて美容的な問題だけであれば様子を見てもよいでしょう。自覚症状がある場合には治療が必要です。
治療には@圧迫療法 A硬化療法 B手術 の3つの方法があります。
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| 1)圧迫療法 |
静脈瘤用のストッキングをはいて血管を圧迫し静脈内に血液が溜まらないようにする治療法です。ストッキングをはくだけですので簡単で、自分でできるのが利点ですが、脱いでしまうと硬化がなくなり永続性がない欠点があります。立ち仕事を始める前にストッキングをはいて、終ったら脱ぐという使い方が良いでしょう。寝ている時に我慢してはいていても効果はありません。
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| 2)硬化療法 |
硬化剤(接着剤みたいなものと考えてください)を血管内に注入して血管を潰してしまう治療法です。外来で30分間ほどで簡単に行なえ傷も残らない利点があります。しかし、あまり大きな静脈瘤には効果がありませんし、再発率が高いという欠点があります。また血栓形成や色素沈着などの合併症があります。
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| 3)手術 |
弁がだめになっている血管を取ってしまう治療法です。利点は再発率が低いことですが、傷が残るという欠点もあります。新東京病院では、手術と硬化療法を組み合わせることにより、それぞれの欠点を補い利点を生かせる治療をおこなっています。太い血管は手術で取り、残った血管を硬化療法で処理することで、再発率や傷が少ない治療がおこなえます。(2005年手術件数67件)
ほとんどの方は、手術した当日の夕方には帰宅できるため、長期間入院できない方にも喜んでいただいております。自分の足の膨らんだ血管をどうしたらよいのか不安な方は、外来へお越し下さい。
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| 4)最先端治療 |
下肢静脈瘤の最先端治療(クールタッチCTEVを用いたレーザー治療)を導入しています。
治療法は、最新レーザー治療器により、血管内に細いレーザーファイバーを挿入し、レーザーを照射して内側から血管を閉塞させます。レーザー処理した静脈は、線維化し数ヵ月後に消失します。 |