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2008年4月に新東京病院「病理診断科」が新設されました。
病理診断科は誠馨会病理センターとして、新東京病院のみならず誠馨会の急性期病院であります千葉中央メディカルセンターとセコメディック病院の病理業務も遂行しています。
現在、スタッフは専任病理医の私、岡本茂と常勤検査技師 3 名、非常勤病理医 1 名、非常勤細胞診スクリーナ 1 名、事務 2 名の計 8 名で構成されており、組織診を中心に『 術中迅速組織診断 』、『 病理解剖 』、『 細胞診 』の病理業務を遂行しています。
2009年の11月に開設当初の目的であった誠馨会急性期3病院の病理業務の集約化が達成され、現在、3病院は仮想公衆専用回線(VPN)で常時接続され、病理センターにある病理データベースおよび画像ファイルの共有利用が可能となっています。グローバルネットワークシステムの完成です。
更に2010年の1月からは、新東京病院電子カルテシステム導入に伴い、独自開発の電子報告配信システム(システム名:PathopPACS)の展開に成功しました。
これは、従来の紙ベースの報告書に代わり、リアルタイムな電子病理レポートが電子カルテのモニターで閲覧できるシステムです。このシステムは「病理と臨床医」、「病理と患者」のインターフェースを重視した設計になっており、今までのテキストベースの報告書に加え、詳細なマクロおよびミクロ画像が閲覧できるように工夫されています。
尚、同システムは 千葉中央メディカルセンター と セコメディック病院 にも導入展開されています。
新東京病院の依頼件数は、過去3年間ほぼ横ばいで推移しています。
診療科別では消化器科からの依頼が一番多く、外科、心臓血管外科、脳神経外科の順となっています。
| 2008年度 | 2009年度 | 2010年度 | |
|---|---|---|---|
| 組織診件数(臓器数) | 3566 (4340) | 3627 (4452) | 3649 (4487) |
| 術中迅速診断 | 79 | 96 | 84 |
| 病理解剖 | 3 | 3 | 2 |
| 細胞診 | 1744 | 1533 | 1292 |
誠馨会病理センターとしての更なる広域展開を検討
誠馨会急性期3病院のみならず、地域の病院やクリニックとの連携を模索する時期に来たと考えています。
同時に、新しい病理診断業務形態のあり方も検討したい、と考えています。
病理診断技術の向上
病理技術面に関して、現状は高いレベルとはとても言える状況ではありません。
これからの病理は顕微鏡観察に留まらず、免疫学的手法、フローサイトメトリー解析、遺伝子解析技法の取得が求められています。
まずは免疫学的手法を手始めにあせらずに一歩ずつ技術を積み重ねていきたいと考えています。
病理診断科では、下記職種の募集を行なっております。詳細は採用ページをご確認ください。
皆様のご応募、お待ちしております。
新東京病院病理センターは精度の高い病理診断の確立に取り組んでいます。
私は、病理診断の精度向上には病理医だけではなく、病理技師を含むチームとして取り組むべきだと考えています。
その方法の1つとして診断を補助するPathology assistant(PA)制度を導入し、去年から独自のPA育成プログラムを実践しています。
高い病理診断精度を維持することができるかどうかは優秀なPAに依存するといっても過言ではありません。
我々の活動に興味のある方は、ぜひ応募してください。
病理センター部長 医師 岡本 茂
| 職種 | 募集形態 | 募集人数 | 必要資格他 | 備考 |
|---|---|---|---|---|
| 医師 | 正職員 | 若干名 | 医師免許 | 病理医 |