
医師として成長し、今後の医療に少しでも役立ちたい
私は当院で後期研修を修了したのち、そのまま当院の医師として勤務し、現在は機会を頂いてアメリカのマサチューセッツ総合病院 / ハーバードメディカルスクールにリサーチフェローとして留学をしています。
研究室ではOCTといった冠動脈の血管内の構造をみることができるデバイスを使用し、動脈硬化や急性冠症候群のメカニズムなどを研究しています。
循環器疾患は悪性腫瘍とならんで世界中で最も多い死亡原因となる疾患であり、特に急性冠症候群は急激な経過をとることから突然死の最も多い原因の一つと考えられています。ですので、日常診療のみではなく、研究を行いどのようにこれらの疾患を防いでいくのか、またさらなる有効な治療方法を見つけていくことが非常に重要だと思います。