
CT画像診断とカテーテル治療の二軸が強み
心臓CT画像の診断をする人と、カテーテル治療をする人が別に担当することが通常は多いですが、私は画像を診断して治療もするという、両方の組み合わせをスペシャリティとしています。治療に結びつきやすいような診断ができるのが強みです。私個人としてはカテーテル治療におけるCTの有用性とカテーテルの技術について指導することができると思います。
CTが自分のスペシャリティになると気付いたのは、心臓CTが普及される前の段階で2005年頃です。ちょうど当時の上司が心臓CTに注目して症例数が多く、たくさん見ていて知識が積み重なっていったことが大きいです。CTだけを見てもそれをどう活用するのかは分からないですし、カテーテルだけやっていてもCTで何がわかるかは分からないので、両方を理解して検証することが重要だと思います。それを伝えていくのが今後の目標です。