Senior Doctor Message

上級医からのメッセージ
心臓内科
医長 三友 悟
『世界水準の研究と治療の経験が積める』
経歴
生年月日 1980年5月17日 埼玉県出身
1999年
熊谷高校 卒業
2007年
弘前大学医学部 卒業
2009年
埼玉協同病院 初期臨床研修終了
2009年
新東京病院 入職

人脈も症例も集まる病院

実家が埼玉という事もあり、関東圏の病院に初期研修医として入職しました。情報が早く、いろいろな症例が集まるのは関東の病院の強みかと思います。心臓内科を志望したのも学生時代からです。虚血を専門にするか不整脈をやるか、それ以外か、というのが当時はメジャーでしたが、私はどちらかというと虚血をやりたかったんです。

虚血をやるにはカテーテルをすることになるんですが、比較的短期間で実践するためには「ハイボリュームセンター」に行くべきだなと。症例の多い病院、という意味です。そこでたまたま大学の時の3つ上の先生が新東京病院にいて、そういった繋がりもあって新東京病院に入職しました。

命に直結するセンシティブな分野

心臓全体の事は当たり前のことですが、僕らが正しいことをやれば患者さんは良くなりますし、違うことをすれば良くならないです。そういった命に直結する責任感の重い範囲ですのでもちろんやりがいはあります。どちらかと言うと手を動かすことが好きでしたので、外科系ではく何か手技をしたいと思ったときに、大学の中でよりその手技ができる診療科は循環器内科なのかと思いました。

医学生時代に学生ながら心臓血管外科の先生たちを見ていて、若い人がどうやって育っていくのか、自分で症例を経験して上に登っていくというのが難しそうな世界だな、と直感で思いました。それは外科の先生方の技術がスーパーすぎるから。自分の場合は、外科になるという将来像がどうしても描けなかったです。

成長スピード重視で循環器内科に

若い心臓血管外科医をどう育てるか、と言うのはとても大きな問題で、それだけで学会の中でセッションがあったりもします。循環器内科がやる領域があまりにも広くなりすぎて、心臓血管外科がやる領域ががどんどん狭くなって来ていると思います。そうなると腕の良い外科医しか残らないんです。限られた、スーパーな人しかできない。でもそんなスーパーな外科医になるには、地味な努力を積んでたくさん経験しないとスーパーな外科医にはなれない。ここのプロセスが、今はかなり少ないと思います。機会もあまりないのかなと。その中で若い先生がスキルフルな外科医になる、というのは凄く難しいことだと思います。



世界水準の研究と治療の経験が積めます

私たち医者が必要なのは知力・体力・精神力だと思っています。知力は後からでもつけられるので、体力的と精神力が必要です。体力と精神力がある人だったらいくらでも、底なしに学べる環境です。それぞれの部門がチームになっているので、専門性の高い勉強をしたいなと思ったら特化した範囲で経験を積む事もできますし、チームの垣根を越えてもできる。

いい意味で垣根はないですし、一つの分野で特化したい人にも、心臓内科のそれぞれの分野で高いレベルを身につけたいという人にも、いい環境です。臨床と研究を並行するという観点で言うと、当院は複雑性病変に対する治療が経験できますし、学術的な活動もできます。論文を書くのも、ノウハウがないと出来ないです。英語での書き方や、経験がないと一般の病院ではできないと思います。かつては良い論文を書くには大学病院に行かないと書けないと言われていましたが、当院なら大学病院に行かなくても十分に積極的にできる環境です。世界水準の研究に力を入れているので、医療の業界でいうところのハリウッドスター級のとても有名な先生たちがいらっしゃいます。そういった方たちと話をする機会があったりディスカッションをしたり、一緒の治療のことを考えられるということは、たぶん他の病院では出来ないことです。そうした接点が持てるのは、他の病院にはない強みです。

命を預かる重い仕事

命に触るというのは怖いことなんだな、と言う気持ちはずっと持っていてほしいと思います。カテーテル治療は心臓に触っている事は事実ですし、たくさんの症例数をやりたいと思って来ると、手先だけの話になりがちです。500例もやったな、たくさんやったなと思っても、一つ一つ違う心臓に触っているわけで、触られている側としたら自分の大事な誰かの心臓を触られているわけです。その緊張感や大事な思いは持っていて欲しいなと思います。
後輩のモチベーションを維持するためには、もちろん僕らがちゃんとしていないとついてきてはくれないですし、学術的にも、背中を見せ続けないといけないと思っています。

これをやりたいと思って当院にきて、出来ない事は1つもないです。チャンネルもいっぱいあるので、違う国に行きたいと思ったら行けますし、治療に関しても最先端の技術も物も揃ってます。ただ、情報が溢れかえっている世の中なので、どこに行ったら自分のやりたいことが見つかるのか、できるのか、というのがわからないまま中途半端に手を挙げてそこにいてその中で埋もれていってしまうのはもったいないと思います。やりたいことを明確に示してくれるなら、私たちもお手伝いしますし、止める人は誰もいないです。