ダーマボンド®による抜糸不要の手術ときれいな手術創の追及への取り組み

われわれの研究で、縫合創を密封し閉鎖環境に置くことで乾燥を防ぎ、これにより良好な早い治癒が得られることが分かりました。
(Yamamoto N. et al. Histological effects of occlusive dressing on healing of incised skin wounds. Int. Wound. J. Early view 2013)

縫合創の閉鎖環境を作る材料として、当科では皮膚用接着剤ダーマボンド(Dermabond®, Johnson and Johnson Inc.)を積極的に用いております。

ダーマボンドを使用することでこの効果が得られ、結果としてよりきれいな傷あとになります。また術後抜糸が不要で、術後早期よりシャワーや入浴ができるというメリットがあり、好評を得ております。なお、ダーマボンドが使えない状況もありますので予めご了承ください。

創をきれいに治すことを追及することは形成外科の学問としての大きな役割です。
今後もきれいな創傷治療を追及し、また広く普及させてゆきたいと考えております。