内科 北村 英之 インタビュー

早く安全でいい結果を出す治療がモットーです

内科
Internal
新東京クリニック所長 兼
部長 兼
睡眠センター長
北村 英之
Kitamura
 Hideyuki

受診先に迷った時は迷わず内科にご相談を

内科はとても広い分野ですが、当院は循環器と消化器以外を専門にしています。体調に不安を感じた時、患者さんの中にはどの科を受診すればいいのか迷ったり、わからなかったりする場合があると思います。そんな時、内科の僕らが初診でお聞きしてどの診療科がふさわしいのか、うまく導いて差し上げます。そのまま内科で診ることもありますし、より専門的な診療科をお勧めすることもあります。病状はもちろん、患者さんのご都合も配慮して場合によっては他院をご紹介することもありますが、常に患者さんにとっての最善を考え、治療に当たっています。 できるだけリスクが少なく、安全で結果が確実に出る治療をモットーとしています。患者さんにも最も負担が少なく、いい結果が出せるようにしたいと思うからです。

迅速な対応で患者さんの不安や負担を減らします

検査の速さは何と言っても当院の特徴と言えます。ほとんどの検査は、その日の診察時間内に結果が出ます。結果が早く分かると、次の治療のステップをスピーディーに行うことができます。 患者さんは病気のことも含めて、たくさんの不安を抱えています。その不安を少しでも早く解消し、安心感を持っていただくのが僕らの仕事です。また、ご高齢の患者さんはご家族が付き添って来られることが多いので、ご家族の方にお仕事があったりすると、貴重な時間を費やしていただくことになります。だからこそ無駄な時間はなるべく作らず、何事も早めに行って負担を減らすように努力をしています。

アクセスの良さから生まれる様々なメリットも強みです

当院は松戸駅から近いアクセスの良さも強みの一つです。患者さんが通いやすいことはもちろんですが、ドクターにとっても同様なのでお手伝いをしてくださる他院の先生方も通いやすく、日本を代表する技術や経験をお持ちの先生たちにもたくさん来ていただいいます。このように経験豊富なドクターが様々な症状や病状の患者さんを診られる体制が整っていますし、病院同士のネットワークもあります。他院との共同作業で、より優れた医療をご提供できることも患者さんにとってメリットだと思っています。

子どもの頃の経験を活かした治療を実践しています

僕は小学校低学年の時に目の病気をして、東大病院や東京都立病院などの大きな病院に通う経験をしました。かなり名の知れた先生たちにも診察していただきましたが、当時の国立小児病院(現在の国立成育医療研究センター)の眼科部長の先生との出会いは、人生に大きな影響を与えてくれたように思います。診察中の会話の中で僕や家族にたくさんのことを気づかせ、教えてくれたので、僕は子ども心に「何でも知っている、いい先生」だと感じました。有名で権威のある先生なのに、例え相手が子どもでも患者に寄り添う医療を実践していて「この先生はすごい」と思っていました。

自分のこうした経験に加え、親せきがほとんどドクターで医療が身近だったこともあり、それほど迷うことなく医学の道に進もうと思いました。幼い頃から病院に通った経験があるので、患者さんの不安な気持ちを理解することができるのではないかと感じています。

患者さんとは家族のように向き合い、一緒に病気と闘います

僕は両親や身内を診察しましたし、両親の介護を経験しました。その前からも患者さんに対しては身内を診るような気持で向き合ってきましたが、親の介護を経験して初めてわかったこともありました。この経験をこれからの治療に活かしたいと思っています。 患者さんによって求めるものが違いますので、それをできるだけ察して、寄り添うことが重要だと思います。今は病気について医師が患者さんにはっきり伝える時代です。初めてその病気に接する患者さんには今後、きちんと病気と闘っていく気持ちになってもらわなければ、治療は始まりません。

しかし、あまり厳しく言って患者さんを困らせることは避けなければなりません。正しく伝えようとするあまり、医師は言い方がきつくなってしまう傾向があり、患者さんにはきつく感じてしまうことも多いようです。それが原因で患者さんが治療を嫌がってしまえば元も子もありませんので、優しくお伝えすることを心掛けています。患者さんに病気と立ち向かってもらうために、これまでの人生や考え方を尊重しながら、僕らと一緒に病気と闘っていくという前向きな気持ちになれるようにコミュニケーションや言葉を大切にしています。僕たちの目的は、患者さんに対して治療で結果を出すことです。どうすれば結果を出せるかを常に考えて患者さんと向き合っています。

内科は「治療の入り口」。何でもご相談ください

せっかく便利なところに新東京病院はありますので、自覚症状があったり、不安なことがあったりしたら、お気軽に来ていただければと思います。ご相談に対して、僕たちが迅速に最善な方法を導いて差し上げられると思います。 治療は当院の内科でよければそうしますし、ほかの診療科の方がいいこともあります。また、患者さんにとって別の病院の方が通いやすいとか、専門的に治療を受けられるというなら、スムーズな地域連携もできます。当院の内科を治療の入り口と考えて、お気軽にご相談ください。