自家培養軟骨によるひざ軟骨治療

自家培養軟骨によるひざ軟骨治療をご存じですか。

2013年4月に保険適応となり、厚生労働省が定める基準を満たした医療機関での治療が可能となりました。このような医療機関は現在全国に約200施設ほどあり、当院においても2015年12月より、この治療法が可能となりました。

適応となる患者様

自家培養軟骨

けがや交通事故、スポーツにより軟骨が損傷する離断性骨軟骨炎・外傷性軟骨欠損症。

自家培養軟骨とは?

関節を滑らかに動かす軟骨には血管がないため、一度損傷すると修復が難しく広範囲の欠損には有効な治療法がないとされてきました。自家培養軟骨はアレルギー検査をした後、患者さん自身から採取した少量の軟骨細胞をコラーゲンの一種であるアテロコラーゲンゲル内で4週間培養し、軟骨欠損部位に移植します。今まで治療法がなく痛みを我慢していた人たちの力になる最先端治療です。

当院で施行した自家培養軟骨移植

  • 外傷性軟骨欠損症 軟骨欠損部(膝関節外顆)
  • 自家培養軟骨(ジャック)を欠損部へ移植
  • ジャックを骨膜で固定