消化器内科専攻医 研修プログラム

消化器内科専攻医研修プログラムおよび募集要項

中原医師

当科後期研修医後スタッフとして活躍中中原 良太郎 先生

中原先生より消化器内科を目指す先生たちにメッセージ

後期研修医として3年間働き、現在消化器内科スタッフとして働いている中原良太郎です。

後期研修時は医師として非常に大事な時期であり、消化器内視鏡医としては施設の内視鏡検査および治療の件数は必須であると思います。当院は15000例/年程度の内視鏡検査・治療件数があり、短期間での習熟が可能で2-3年目には、ESDやERCPなどの高度な内視鏡治療も上級医と一緒に行えます。

オンコールや当直に関しても若手のみではなく、スタッフで分担しており体力的にも十分余裕を持って日常の診療を行えます。病棟はチーム制を敷いており、休日も交代制でチームの一人が回診、急患対応を行うため、ON・OFFのつけたメリハリのある生活が可能です。スタッフの先生は比較的年齢も若く、優しいため雰囲気も良く仕事ができます。常に若手に気配りをしてくださり、的確に指導してもらえます。意欲があれば海外での学会発表や論文報告なども積極的に行っており、日々成長を実感できると思います。

また、医局関連施設ではない点も後期研修医にとっては魅力的な点です。後期研修が終わってスタッフとして残ることも可能ですし、医局に入り直したりすることももちろん可能です。

私自身は、消化器内科の後期研修先を探すにあたり、立地、内視鏡症例数、仕事内容や待遇、医局フリーであることを考えていましたが、どれをとっても非常に満足のいく条件であり圧倒的な症例数から日々成長を実感できました。

2020年4月には新しい消化器内視鏡センターができます、一緒に充実した消化器内科生活を送りましょう。

国際学会(UEGW2018):ポスターセッションでの一枚

専攻医週間予定(一例)

 
7:45~ 回診 回診 回診 研究日 回診 回診
午前 検査
病棟
消化器外来 検査
病棟
- 検査
病棟
検査
病棟
午後 検査
病棟
検査
病棟
腹部超音波
研修
- 検査
病棟
病棟
17:30~18:00 Film
カンファレンス
消化管
カンファレンス
胆膵
カンファレンス
  Film
カンファレンス
 

募集要項

消化器内科の募集要項は以下の通りです。

研修期間 3~4年間
プログラム目標 内視鏡検査・内視鏡的治療手技を中心として、消化器病一般に関して対応できる知識と技能を習得する。
特徴 EGD、CSおよびEMR、ESD、ERCP、超音波内視鏡などの内視鏡治療手技を多数経験できます。
臨床研修
到達目標
上部消化管、下部消化管、膵胆管系の内視鏡検査手技に習熟し、EMR、ESD、ERCP、超音波内視鏡などの治療手技も実施可能です。 その他の一般的な消化器病疾患の管理が可能となること。
取得できる公的資格
(認定医・専門医)
消化器内視鏡学会専門医
消化器病学会専門医
消化管学会専門医
総合内科専門医(連携施設:基幹施設[松戸市立医療センター])
主な症例と症例数 2017年度実績(1月~12月)

総内視鏡件数 : 15,079件 / 年

上部消化管内視鏡検査 : 9,350件 / 年
下部消化管内視鏡検査 : 5,193件 / 年
上部消化管ESD : 151件 / 年
下部消化管ESD : 133件 / 年
ERCP : 536件 / 年
ポリペク・EMR : 約1,507件 / 年
その他吐血・下血などの緊急内視鏡検査多数有り。内視鏡的治療以外に肝癌に対するTAE・止血困難例に対するTAE・PTCD・PTGBD等も実施しています。
専攻医一人当たりの
受持入院患者数
10~15名程度(チーム制)
当直体制 内視鏡オンコール当番3~4回/月+内科当直1~2回/月
研修終了後の進路 希望によりスタッフへの採用可能
今年度募集人員 若干名
指導医のコメント 毎月1000件以上の内視鏡検査・治療を行っており、多くの内視鏡関連手技を経験することが可能です。短期間で多くの手技を経験することを希望する医師にとっては最適な施設と思われます。診療はチーム制のため当番日以外の夜間および休日の呼び出しはほぼありません。学会発表・論文作成なども上級医が指導しておりますので安心してください。ぜひ一度見学に来てください。
補助等 海外での学会発表は年2回まで支給されます。
連絡先 〒270-2232 千葉県松戸市和名ヶ谷1271
新東京病院 人事課 
TEL 0120-89-1174(人事課)
TEL : 047-711-8700(病院代表)
mail: リクルート担当 村山まで