形成外科 紹介

形成外科について

形成外科は、体表の様々な腫瘍・外傷・醜形・色調異常などによる機能的・整容的障害の治療を行う診療科です。具体的には皮膚や皮下組織の腫瘍、母斑・あざ、顔面や手などの外傷、骨折、熱傷、口唇・耳介・手・足などの先天的形態異常、瘢痕の修正、手術や外傷で生じた欠損の再建手術(乳房再建、四肢再建、頭頚部再建など)、褥瘡や慢性皮膚潰瘍、四肢壊疽の救済治療、美容形成手術などがあります。レーザー治療などの非外科治療も形成外科の分野です。さらに詳しい情報は日本形成外科学会ホームページにありますのでご覧ください。

当科の歴史と特徴

新井克志 先生

当院では昭和50年代の東京病院(北松戸)であった時代より、新井克志先生(元東京大学医学部形成外科講師、前防衛医科大学校形成外科診療科長、故人)が非常勤で勤務する形で形成外科を標榜しておりました。当時としては形成外科の標榜は大変貴重な存在で、東葛飾地区では歴史のある診療科です。新井克志先生の精力的な活動により当院の形成外科診療は続き、その後、和名ヶ谷での新病棟開設にあたり新井先生の呼びかけで現部長の吉田が常勤で勤務をはじめ、平成25年には山本、柳林が所属することになり本格的な形成外科診療がはじまりました。 現在の形成外科は、8名の常勤医師による体制で診断・治療に取り組んでおります。皮膚腫瘍、顔面外傷、瘢痕治療、各種再建手術などの形成外科全般を取り扱う一方で、切断指ホットラインをはじめとした手の外傷、四肢血行再建チームと連携した四肢壊疽・慢性皮膚潰瘍の治療、各種レーザー治療器具による母斑や血管腫などの皮膚色素性疾患のレーザー診療、美容医療を積極的におこない日本形成外科学会認定施設、日本手外科学会認定基幹施設になっております。 美容医療に関しては平成29年9月より松戸駅前の新東京クリニック7階に美容医療・レーザー治療センターとして専用フロアを新装いたしました。 当科は、これまでの新東京病院の伝統、新井先生の遺志を引き継ぎ、急性期疾患の受け入れも積極的に行える体制を整えており、大変症例数の多いことが特徴です。また後期研修医を積極的に受け入れて卒後教育にも力をいれております。外科学では多くの診療を積み重ねることで追及できる世界があります。今後もその体制を維持し、地域医療への貢献、形成外科学の向上に努めてゆきたいと考えております。

手術実績(National Clinical Databaseより)

2018年 1月 ~ 12月
入院実績 646件
外来実績 3,235件
(非手術的美容処置・レーザー治療 1,585件を含む)
手術実績の疾患分類内訳
外傷 502件
先天異常 21件
腫瘍 1,055件
瘢痕・瘢痕拘縮・ケロイド 53件
難治性潰瘍 215件
炎症・変性疾患 243件
美容 1,724件
その他 67件
合計 3,881件