実績

泌尿器科 2022年度実績

2022年度の外来患者総数は延べ13,000人であり、多くの患者さんに当院のクリニックを受診していただきました。また2022年度の入院患者数600名、手術件数534件となっており、2019年度の入院272名、手術件数169件と比較するとコロナ禍にもかかわらず、大幅に増加しております(内訳は次ページの表および図参照)。
なかでも特筆する点としては、ロボット支援手術および腹腔鏡下手術、および尿管結石に対する経尿道的尿路結石砕石術の手術件数が著明に増加したことです。ロボット手術に関しては2020年4月よりロボット手術指導医の新美が着任し、2019年度と比較して5倍、2020年度と比較して約2倍の手術件数となっております。
経尿道的尿路結石砕石術については2021年末に導入後、急速に増加しております。導入以前は近隣の医療施設への手術依頼が必須でしたが、現在はサイズの大きい腎結石以外については当院で対応可能となっております。
常勤の医師は3名とも以前勤務していた施設(東京大学医学部附属病院、国立国際医療研究センター病院本院、東京都立多摩総合医療センター、同愛記念病院等)で多数の治療経験があり、いずれの症例も良好な経過をたどっております。

泌尿器科 2021年度実績

2021年度の外来患者総数は延べ13,000名であり、多くの患者様に当院のクリニックを受診していただきました。また、2021年度の入院患者数458名、手術件数440件となっており、2019 年度の入院272 名、手術件数169 件と比較するとコロナ禍にもかかわらず、大幅に増加しております(内訳は右表および右図参照)。
なかでも特筆する点としては、ロボット支援手術および腹腔鏡下手術の手術件数が著明に増加したことです。2020年4月よりロボット手術指導医の新美が着任し、2021年5月には金谷医師もロボット手術指導医の認定を受けました。更に多くのロボット手術を行うことが可能となり、ロボット手術については2019年度と比較して5倍、2020年度と比較して約2倍の手術件数となっております。
また2021年は引き続きコロナ禍の影響で、発熱患者の救急対応が多くの医療施設で忌避される傾向がありましたが、その中にあっても当科では尿路感染症による発熱患者への対応をこれまでどおり行っておりました。他院で断られ当院に救急搬送された結石性腎盂腎炎の患者様に対する、救命および尿路感染症の改善を目的とした緊急での尿管ステント留置術もこれまで通り行っておりますが、2021年度からは根治治療である経尿道的結石砕石術が可能となったため、他院へ転送をすることなく当院で結石の治療を完結することができるようになっております。これにより多少なりとも地域医療に貢献できたのではないかと考えております。

泌尿器科 2020年度実績

2020年度は外来患者総数10,640名であり、多くの患者様に当院のクリニックを受診していただきました。また、2020年度の入院患者数350名、手術件数308件となっており、2019年度の入院272名、手術件数169件と比較するとコロナ禍にもかかわらず、大幅に増加しております(内訳は下表および下図参照)。
なかでも特筆する点としては、ロボット支援手術および腹腔鏡下手術の手術件数が著明に増加したことです。2020年4月より、ロボット支援手術指導医の新美の着任とともに、より高難易度のロボット手術を行うことが可能となり、ロボット手術については前年比3倍の手術件数となっております。
また、2020年はコロナ禍の影響で、発熱患者の救急対応が多くの医療施設で忌避される傾向がありましたが、その中にあっても当科では尿路感染症による発熱患者への対応をこれまでどおり行っておりました。他院で断られ当院に救急搬送された結石性腎盂腎炎の患者様に対する、救命および尿路感染症の改善を目的とした緊急での尿管ステント留置術も多数行い、多少なりとも地域医療に貢献できたのではないかと考えております。

泌尿器科 2019年度実績

泌尿器科 2018年度実績

外来患者数(2018.4~2019.3)

泌尿器科 2017年度実績

TUR Bt 経尿道的膀胱癌摘除術 29件
TUR P 経尿道的前立腺切除 6件
その他の経尿道手術 4件
尿管ステント 2件
前立腺生検 69件
その他 7件

関連リンク